企業研究で大切なのは、働く職場の「未来」を考えること
■企業研究をする上で先輩が注目したポイントランキング
雰囲気、研修制度、仲間…いろいろポイントがありますね。アイングループに入社をしてもらえた新入社員から雰囲気がいいと言ってもらえるのは、とても嬉しいです。
でも、企業間の違いを判断できるかというとなかなか難しいかもしれません。基準は人によって違いがあります。そこで、ここではどうやって企業研究をしていけばいいのか、お伝えします。
■薬剤師を取り巻く医療・薬局業界は ものすごい速さで変化している
服薬フォローアップ
健康サポート
在宅医療
オンライン服薬指導
医薬分業率が50%を超えたのは、今からたった20年前の2003年。実は皆さんが生まれた後なのです。そして、OTC薬を販売することができる登録販売者という公的資格が2009年に誕生。薬剤師しか扱うことができなかった「薬」の扱いの規制緩和が起きました。在宅医療についても多くの薬局が取り組み始めたのは、まだまだ10年位。実は、皆さんが当たり前に感じている薬剤師像は、そんなに長いものではありません。2年おきに行われる調剤報酬改定。常に薬局、薬剤師は社会のニーズに合わせた取り組みを続けてきました。その取り組みに順応し、社会に選ばれた企業が今、残っています。コロナ禍を経て、オンラインなどへの抵抗感が急激に和らぎました。ICT・IOTが当たり前になっている今日。今、皆さんが感じている薬剤師の働く姿は、10年後、まったく違うものになっているかもしれません。
■企業研究をする上で、忘れないでほしいこと
「どの企業も同じように見える…」こんな悩み、感じたことないですか?でも、これは目線が「今」になっているからなのかもしれません。例えば、皆さんが手にするスマートフォン。それまでは「ガラケー」と呼ばれる携帯が主流でした。そんな中、キーボードがなく、画面が広くて、写真もとれる…どのメーカーも、同じような形状のスマートフォンを市場に送り出しました。いいモノは広がっていくのです。薬局の取り組みや福利厚生も同じかもしれません。では、何を見てひとつに絞ればいいのか…。その答えは、目線を「未来」に向けることだと思います。新しいモノやコトを生み出す力、他に負けずに追随できる力など、大切なのは、「今だけでなく、未来に何ができるか」ということではないかと思います。
①自分を「未来」に向けて成長させてくれるのか?
②会社の「未来」を信用できるのか?
③「未来」を一緒に歩んでいく仲間がいるのか?
④そのために今、無理をして、資金や体力を浪費していないか?
ぜひ、上記のことを忘れずに、「未来」という視点で企業研究をしてみてください。
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