会社説明会や選考試験でのポイントとは? 選考における注意点もチェック
■会社説明会に行ってみよう!
インターンシップや仕事体験を通じて、業界研究、企業研究はしっかりできましたか?もしかしたら、「実務実習をしたから大丈夫!」と会社説明会をスキップしようと思っている方も中にはいるかもしれません。その方も、ぜひ会社説明会に行くことをおすすめします!
なぜなら、実務実習は「職場」を知ることはできても、その職場を管理しているもっと大きな組織を知ることができないためです。「職場」の印象は、そこで働いているスタッフの印象で大きく変わります。アルバイト先やサークルでも、メンバーが変わると印象がだいぶ変わりますよね?そのため、実習時に感じた会社の雰囲気は時が経つにつれて変化してしまうかも。そこで、「職場」を管轄する「組織の考え方」を知ると、その会社が掲げる不変的な価値観や雰囲気を知ることができるのです。だからこそ、ぜひ会社説明会に足を運んでみましょう。そうそう、「足を運んで」と記載しましたが、できることなら「対面」をおすすめします。なぜなら、説明内容以外の会社の雰囲気を肌で感じられるためです。挨拶を交わしているか、デスクは整理整頓されているか。そうした細かな部分から、企業の『仕事に対する考え方』も感じられます。よく観察して、自分に一番合った就職先をみつけてほしいと願っています。
■エントリーシートを作成したり選考試験を受けたりする際に、気をつけるべきポイント!
選考試験を受ける際に、エントリーシートや履歴書を提出するケースが多いと思います。今の時代は、ネットで記載できる場合が多くなりましたね。ついつい、直接入力したくなりがちですが、入力してしまう前に、一度Wordなどで文章を作ることをおすすめします。なぜなら、Wordには文字カウント機能や校正機能があるため。日本語として間違っている使い方や誤字があれば、すぐに修正することができます。使い方がわからない方は、アイングループの採用担当に聞いてみてくださいね!内容についても、悩んだら採用担当に相談してみてください。アイングループの採用担当は最後まで皆さんの味方。皆さんの合格を勝ち取るため、全力で応援します。
そして、選考試験。ここでは、面接を取り上げたいと思います。面接官は一体何を見ているのでしょうか。ちなみに皆さんは、『メラビアンの法則』という心理学の法則をご存じでしょうか?ここでは詳しく話しませんが、この法則によれば、話の内容よりも、視覚情報や聴覚情報が与える影響が大きいといわれているのです。例えば、立ち方、目線、話を聞く態度などが挙げられます。綺麗な言葉でまとめようとしたり、お手本のようなことを話そうとしても面接官には届きません。話す内容はもちろんですが、それ以上に、やる気があるか、心配りができるか、人を大切にできるかなどを見ています。話す内容を暗記しようとするより、自分らしさを気にしてみてください。
もう一つのアドバイスは、「面接を通じて、企業研究をしよう」ということです。面接官のふるまいは、会社を映しているといっても過言ではありません。役職者が面接をするケースが多いため、自分の面接を担当してくれた人からどんな印象を受けたか、その素直な感覚を大切にしてください。「この人たちが、自分の上司になるんだ!」という思いで、面接を受けながら会社の文化も確認してみましょう。
■内定が出た後は、どうすればいい?
先輩社員が内定通知を受け取った時に、実際に悩んだことを聞きました。
①承諾を急かされた
「早く承諾しないと希望が通らなくなリますよ」なんてことを、面接時ではなく内定が出てから言われたことがあったそうです。元々、希望も伝えて内定をもらったはずなのに…。自分を見てくれて、自分の想いを理解してくれていたと思っていたのに、そんな条件を突きつけられてしまったら悲しいですよね。一緒に働きたいと思って内定を出した企業であれば、そんな言い方はしないはずです。
②他社や他業界と併願するなら、内定は取り消すと言われた
製薬企業、ドラッグストア・薬局、そして医療機関では選考試験のタイミングが違うことがあります。薬学生は卒業試験や国家試験などもあるため、勉強の時間を確保させてあげたいと思う企業は、少し早めに選考を開始することもあり、すべての志望先の結果が出るまで時間がかかってしまうこともあります。複数の業界(薬局か医療機関かなど)を迷っている方は、先に結果を出してくれた企業が承諾を待ってくれるか確認しましょう。
③配属する店舗を「確約」すると言ってくれた
皆さんが選考を受けてから、薬剤師に登録されるまで1年以上かかることもあります。もし、内定通知と同じタイミングで配属先店舗も確約してくれると言ってくる企業がいたとしても、皆さんが実際に配属されるまでの間、「確約」された店舗での人員配置はどうなっているのでしょうか?成長している店舗であれば、1年後を見越して人員を追加しようと思うこともあるでしょう。そのため配属先店舗を確約をしてくれた場合は、どうして確約してくれるのか、きちんと確認するようにしましょう。
内定をもらった後も、わからないことや不安なことがあれば、怖がらずに採用担当に相談してみてください。
結論を出せるのは自分しかいませんが、皆さんが納得する結論を出せるように、私たちは最後まで応援します。
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