アイングループの新人研修は薬剤師がつくる!
■なぜアイングループの研修は10年間のフォローアップ研修がベースなの?
アイングループの研修は、成長に合わせて必要なときに必要なスキルを学べるようにしています。業界の変化に合わせているため、まとめて伝えることはせず、適宜研修を実施していきます。そして、同期の存在は必ず助けになると考えているため、同期の仲間と定期的に意見交換をする機会にもなっています。
■コロナ禍で実施した、2021年度新入社員の入社時研修
新型コロナウイルス感染症の影響を受け始めてから1年経った2021年4月、630人の薬剤師新入社員がアイングループの仲間になりました。多くの会社で新入社員研修を「オンラインのみ」で行う中、アイングループは対面での研修を実施。コロナ禍でも患者さまに向き合う「医療人」である以上、対面でなければ伝えきれないことがあるとアイングループでは判断しました。これまでも薬局や本社で一度もクラスターを発生させなかったノウハウを、研修にも反映。感染対策のため会場を分散し、さらには飛沫感染の防止対策を徹底的に実施。感染防止の心構えもしっかり伝えました。緊急事態宣言が発令され、会場の都合などで、途中で集合研修を断念した地域もありましたが、ほとんどの地域で1ヶ月の研修を滞りなく終えることができました。
■入社時研修についてインタビュー!
ここまでアイングループの入社時研修の概要についてお伝えしてきましたが、実際にコロナ禍での入社時研修を受けた社員の生の声も気になりますよね。
そこで、2021年度に入社時研修を受けた新入社員と、その研修を行ったトレーナーにインタビューをしてみました。
【新入社員】インタビュー
研修が対面で実施されたおかげで、同期とすぐに仲良くなることができました。昼食は黙食、ディスカッションではフェイスシールド着用など、コロナのために通常通りとはいかないこともありましたが、私は対面の研修に参加できてとても良かったと思っています。わからないことがあっても、すぐに講師や隣の席の同期に聞くことができたのも、オンラインでは難しい対面の良さだと思いました。また、検査キットを会社が全員分の用意をしてくれて、全員の陰性を確認してからスタートできたので、安心して参加することができました。研修では、社会人としてのマナーや薬剤師としての基礎知識など、幅広く学ぶことができました。特に印象に残っているのは、患者さまに接する姿勢をホスピタリティ研修で学んだことです。患者さまの前では、新人でもベテランでも同じ一人の薬剤師です。一人ひとりの患者さまにしっかりと向き合い、できる限りのことをしていきたい。そしてそれができるのが薬局薬剤師の役割だと改めて感じ、薬剤師としてのスタートの心構えをすることができました。研修で仲良くなった同期とは、研修後も仕事の進捗を共有したり、コロナが落ち着いたら遊びに行こうと計画を立てたり、日々連絡をとっていて、とても大切な存在になっています。
【トレーナー】インタビュー
今までは本社のある札幌に全員が集まり研修を実施していました。今年は感染防止のために全国に会場を細かく分け、研修内容によってはオンラインも活用しながら実施するハイブリット研修を、初めて実施しました。会場によって研修の質に差が出ないように、事前の打ち合わせやトレーナー研修を何回も重ねましたが、不安も抱きながらのスタートでした。しかし、いざ始まってみると、新入社員一人ひとりの学ぶ姿勢がとても意欲的で、発表やロールプレイにも積極的に参加してくれたので、対面での実施を決めて良かったんだと心から思うことができました。特に、アイングループの新人研修はロールプレイやディスカッションなどの参加型の内容を多く盛り込んでいます。座学だけではわからなくても、実践してもらうことで気がつくことが多く、対面でしか得られないものがあると改めて感じましたね。また、新入社員同士が打ち解けてくると、自然とお互いに教え合ったり、役割分担をしてくれたりするようになります。アイングループでは仕事に前向きでチャレンジ精神のある社員が多いので、働いていても他のスタッフから刺激を受けることが多いです。トレーナーは全員アイングループの社員なので、社風が伝わっているんだろうなと思います。
アイングループの研修内容について、詳しく知りたい方はコチラから!
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